
SCCMの正常性確認は都度行う必要があるようです。
SCCMにはまだ触り始めたばかりですが、何度かインストールを繰り返しています。その中で「何もしていないのにエラーが出ている」という現象にすでに何度か遭遇しています。どうやら普通にインストーラーを走らせただけでもうまく構成が完了していないようなケースがあるようです。
ですので、インストール直後にはまず正常性の確認を実行。何かうまくいかないときにもすぐに正常性の確認を実行。…と、癖をつける必要がありそうです。
まず、確認すべきなのは[サイトのステータス]。以下の場所できちんとすべてのステータスがOKになっていることを確認します。
さらに、[コンポーネントのステータス]でもすべてのコンポーネントのステータスがOKになっていることを確認します。
上記はほぼインストール直後で境界および境界グループの設定後に何台かクライアントを導入しただけの環境ですが、エラーおよび警告が発生してしまっていました。
エラーメッセージを表示します。
上記からはActive Directory内のコンテナ、オブジェクトへの権限が無いか、スキーマ拡張がなされていない…という事がわかります。修正後、カウンタをリセットしてしばらくすればステータスはOKに戻ります。万が一問題が解決されていなければ再度ステータスは重大に変化します。
上記のエラーの例は単に私の操作ミスでしたが、何かあった時にはここにまず反応が出てきますので常に確認をするべきと思われます。